IT化という言葉がよく使われるようになり、会社のIT化とともにパソコンの進歩にもすさまじいものがあります。「買った当時は最新だったパソコンも、5年もすればもう化石」なんてことは珍しくないですよね。
では、会社で大量にパソコンを処分したりリサイクルしたい時はどうすれば良いでしょうか?
この記事では、パソコンの処分・廃棄・リサイクル店をご紹介したいと思います。
1.パソコンの処分はどうしたらいいの?
平成15年に始まった「資源有効利用促進法」により、自治体ではパソコンや周辺機器の収集や引き取りはできなくなりました。その為、現在はいらないパソコンの処分にはパソコンメーカーか家電量販店、不用品回収業者などに回収してもらう必要があります。
ただし、パソコンメーカーでの回収の場合、PCリサイクルマークがついていれば無償で回収してもらえますが、他のメーカーのものは引き取れないこともあるので要注意です。
家電量販店ではパソコン購入が下取り条件になっていることがあるため、オフィスにおける便宜性は薄れてしまいます。また、不用品回収業者はデータ消去などを行ってくれる保証がなく、自治体も勧めていないためやめた方が良いです。
そこでおすすめするのが、リユース業者に回収してもらうことです。リユース業者だと基本的にどのメーカーのものでも、それこそ自作のPCでも引き受けてくれる他、データ消去やHDD破壊なども無料で行ってくれます。
2.パソコンの処分・廃棄・リサイクル店まとめ
パソコンの処分・廃棄・リサイクル店としては以下のようなショップがあります。
パソコン廃棄.com
パソコン廃棄.comは日本全国に対応したパソコン専門のリサイクル店です。
全ての年式・メーカーのノートパソコン、デスクトップや液晶モニターを処分してくれます。また、ノートパソコンと同じ箱であれば、PC周辺機器を送っても大丈夫です。「通電しないパソコンはだめでしょ?」と思う方もいると思いますが、故障品でも廃棄してもらえます。
さらに、パソコン廃棄.comでは東京都足立区であれば持ち込み廃棄できますし、連絡不要でヤマトで送るだけでOKなので忙しい会社でも問題ありません。ちなみに、クローズアップ現代やスーパーJチャンネルでも取り上げられた有名なリサイクル店なので安心です。
他にも以下のような特徴があります。
引取証明書発行
証明書の発行で資産償却したことの確認義務が遵守できます。
多彩な実績
2016年2月時点、パソコン廃棄.comは一般企業3,574社、官公庁や自治体55、その他390という多くの廃棄実績があります。
100代以上のパソコンにも対応
宅配便では送れませんが、問い合わせで廃棄プロセスを取ってもらえます。ちなみに、東京都近郊の法人の場合は出張引き取り可能です。
PCリサイクルマーク無しでOK
PCリサイクルマークがない製品でも廃棄してもらえます。
Pマーク取得&データ消去&データ消去証明書発行で安心
パソコン廃棄.comはプライバシーマークを取得していて、データの完全消去もしてくれます。その上、物理破壊までして証明書も発行するので安心です。
パソコン回収.com
液晶ディスプレイ、デスクトップPC、ノートパソコンなど対象製品の送料無料回収にも対応している業者です。
東日本エリア、関西エリア、中国・四国エリア、九州エリアであれば出張回収も可能。回収方法も段ボールに簡易梱包して、ヤマトドライバーに来てもらうだけと簡単です。
パソコンの場合、個人情報が気になるという方も多くいると思いますが、パソコン回収.comでは「ISMS(情報セキュリティーマネージメントシステム)」認定を取得した事業所で完全にデータを消去してくれるので安心しできます。
他にも以下のような特徴があります。
自作パソコンでもOK
パーツを自分で組み上げた自作パソコンでも買い取ってくれます。「メーカー品じゃないから」と心配することはありません。
2台以上で出張回収あり
デスクトップパソコン本体・ノートパソコン・液晶一体型パソコン・液晶モニターでは2台から出張回収が可能なので気軽です。
データ消去証明書発行
「本当にデータを消してくれたのか気になる」という方は多いと思いますが、パソコン回収.comでは完全消去の証明書を発行してくれるので安心です。
パソコン処分の説明が明確
公式ホームページではどのようにパソコンのデータ消去を行っているか、破砕にどんな機会を使うかの詳しい説明があるのもポイントです。
3.まとめ
パソコンには個人情報や会社の情報が詰まっている可能性があるため、処分・廃棄・リサイクルは慎重に行う必要があります。その為、データを完全に消去したことを証明してくれるリサイクル店に依頼するのがおすすめです。
ぜひ、紹介したリサイクル店のように、信頼が置ける業者を選ぶようにしましょう。